2月5日、年に一度の全米のお祭り「第46回スーパーボウル」が、インディアナ州インディアナポリスのルーカスオイル・スタジアムで行われました。結果はナショナル・カンファレンス(NFC)王者のジャイアンツが21-17でアメリカン・カンファレンス(AFC)覇者のペイトリオッツを破り、4季ぶり4度目の優勝。ハーフタイムショーは今年54歳になるマドンナが、絢爛なステージで聴衆を湧かせ、クイーン・オブ・ポップスの健在ぶりを証明。「ライク・ア・プレイヤー」などの往年のヒットソングに加え、約4年ぶりとなる最新アルバム『MDNA』からは、アメフトとチアリーダーをテーマとした新曲「ギヴ・ミー・オール・ユア・ラヴィン」を披露しました。
そんな盛り上がりを見せるスーパーボウルですが、協賛スポンサーもこのときとばかり、スーパーボウル用のスペシャルCMを放映。今年も多くの傑作CMが集まりました。
その中でも注目は、昨年、YouTubeで最も多く再生されたCMとして認定されたVW "The Force“ のスタッフが制作した "The Dog Strikes Back"。ストーリーはありがちな構成となっていますが、主演犬の"Bolt" の演技力がストーリーの平凡さを補っており、とても面白い出来上がりとなっています。詳細は映像を見ていただくとして、相変わらずのスーパーボウルの影響力の大きさには、改めて感心というかアメリカならではのスケールの大きさに脱帽です。その他のスポンサーのCMも力が入っており、見ていて飽きません。
ちなみに日本企業では、ホンダのアキュラNSX、トヨタのカムリ、レクサス、スズキ、そしてブリジストンがオリジナルのCMを流したようですね(偶然かもしれませんがすべて車関係)。その中ではアキュラNSXが一番出来が良かったように思われます(あくまでも個人の感想です)。
ビール関係では "Budweiser" と "Bud Light" のCMがありましたが、 "Bud Light" はこのサイトで紹介したCMの続編的な作りとなっていました。
飼い主とおぼしき人もレスキュー犬も、似てはいますが違う人と犬になっているようです。ただちょっとくどいかも。
その他のCMをご覧になりたい方はコチラまで。Here we go
http://www.youtube.com/user/adblitz/custom